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LOVE

また来月会えると思っていたから

こんなにも急に別れがやってくるなんて
想像もしてなかったから、いつものように握手して「また来月」で笑顔で別れた。
手を振って見送ってくれた。

広島のお世話になっている方からの電話で、
訃報を知る事になり僕も絶句するしかなかったので
久しぶりに話せたのに気の毒な役となってしまい
申し訳なかったなと、、、
電話頂いたのにちゃんと話せず、すみませんでした。

つい先日、愛する大事な大事な友達を失ってしまった。
四日市の愛すべきお店の店長で仲間で、
僕らを「兄さん」と呼んでくれる大事な友達。

そしてその本当に本当に大事な彼の旅立ちに
僕は会いに行く事は叶わず
彼は一足先に天国へ行ってしまった。

その彼の旅立ちの日、僕も僕の大好きな人たちと
彼も好きだった人たちと一緒に演奏してたから
きっと彼も喜んでくれただろうと
僕らを応援してくれて一緒に笑ったり踊ったりした彼だから
優しい奴だったから
見守っていてくれただろうと

そう思うようにしてる。

大好きだった。
生前からそれはわかっていたんだけど
いなくなってから、よりその事に気づく。


そんな愛してくれる人のために、応援してくれる人のために
僕はやる。

くそくらえな音楽をやる。
音楽なんてくそくらえで
くそくらえだからやる。

表現は自由で、なんでもいい
10代の頃から
僕の向き合い方は変わってない
smells like teen spiritのまま
グルグルと渦巻いてるものは変わらない
それはもう病かもしれない。


愛する人たちのために
見に来てくださる人たちのために
応援してくださる人たちのために
笑顔や優しさをくれる人たちのために
やる。

彼に出会う事ができて本当に良かった。
出会いたかった人
隣の隣
いろんなご縁で彼と知り合う事ができて
沢山の素晴らしい時間を共有し
沢山の素晴らしい人達と出会い
素敵な時間がまた増えて
だからまだまだ彼の死は早すぎて
バカ野郎で

でも皆んな思ってる
ありがとう大好きだよって。
僕もそう。大好きだよ。

すごく明るくて、おちゃらけてる印象も多いんだけど僕は彼の真面目で律儀なとことかも好きだった。
朝の準備の時間、夜のカウンター越しによく二人で話した。
いろんな話をした。その時間が心地よくて心を許していたなぁと思う。

出会いはいつだったろう??だいぶ付き合いも長くなった。
とにかく彼が四日市から東京に出てきた頃で僕よりも8つぐらい年下なので本当に若くて、それがわずか何年かですごく頼もしくなって僕なんかより全然、頼りになる優しくて良い奴だった。

四日市っていう遠い場所だけど、これからも月一回会って飲んでお互いの近況を話して、なんか共有できてるってその嬉しさと幸せを感じたかった。

今度四日市に行ったら、彼のいなくなったカウンターにいつものように座り「だいちゃん、赤ワインで」って言ってみよう。

彼が彼らしくあったように
僕も僕らしく生きれますように。

彼の優しさ、笑顔、明るさを
半分でもいいから持ちたい。

ありがとう、ありがとう。

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by kenjaming | 2015-06-22 11:19
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